世界一のECサイトとも言えるamazon。
私もオンラインショッピングで、一番多く利用しているものがAmazonです。
また、私は以前、amazonにも出店しているチョコレート会社のカスタマーセンターで勤めていたのですが、amazonから注文された方から「配送を早めてほしい」とのお問い合わせが多くありました。
内容としては、Amazonのお届け予定日より早く届けてほしいというものでした。
しかも、Amazonに表示されていると連絡があったお届け予定日は、ほとんどが注文日から1~2週間後。
私が勤めていたチョコレート会社では、「配送日指定なし」の注文は通常、翌日に発送されるので、実際に商品が届くのはお届け予定日より早まることがほとんどでした。
Amazonではお届け予定日はどのように決まっていて、商品が届くのは、Amazonのお届け予定日より早まるのはなぜなのか調べてみました。
Amazonのお届け予定日って何?
Amazonのお届け予定日とは、Amazonが自動で計算した、だいたいのお届け日です。
だいたいなので、あくまで予定です。
Amazonサイトの「在庫状況情報の定義」というところを見てみたところ、在庫状況により「通常2 – 3日以内に発送」など、記載内容が変わるようです。
また、「各商品詳細ページの在庫状況情報は、Amazonが商品を発送できる時期をお客様に示すためのものです。」「Amazonウェブサイトに掲載されている在庫状況情報は、Amazonが販売、発送する商品にのみ適用されます。」と書かれていました。
Amazonから注文した場合、
<Amazonが販売、発送する商品>
<出品者が販売、発送する商品>
に分かれます。
簡単に言うと、注文した商品が発送される場所が、Amazonの倉庫からなのか、出品者の倉庫や店舗からなのかの違いです。
なので、Amazonのお届け予定日というのは、Amazonの倉庫から発送される商品に限り、適した期間になっているということですね。
ちなみに、私が以前、勤めていたチョコレート会社は<出品者が販売、発送する商品>の方でした。
そのため、配送指定日なしで注文した場合、通常であれば翌日に発送し、1~3日で届くのですが、Amazonのお届け予定日は1~2週間後の日にちが表示されていて、適していなかった事になります。
Amazonのお届け予定日がより、届くのが早まるのはなぜなのか
先ほど、Amazonのお届け予定日とは、Amazonが自動で計算した、だいたいのお届け日とお伝えしました。
私は、この、だいたいのお届け日は、余裕を含めた日にちであると思っています。
もし、注文者へ商品が届くはっきりとした日にちを表示していたら、システムのトラブルで出荷が遅れてしまったり、交通状況や天候によりお届けが遅れてしまった場合、「お届け日に商品が届かなかった」などのクレームになってしまうからです。
私が以前、勤めていたチョコレート会社でも、「どれくらいで届くのか」とお問い合わせがあった際に、お客様へお伝えするときは「準備ができ次第の発送となり、お手元には発送から1~3日程度お時間をいただく。」と答えていました。
実際に商品が届くのは、注文日から1~3日なんですけどね。
なので、Amazonのお届け予定日は、余裕のある日にちなので、実際に届くのはお届け予定日より早くなるのです。
そうなると、実際に注文商品が届く日にちはどうやって確認したらいいのでしょう。
Amazonで注文。実際のお届け予定日の確認方法
注文商品のお届け日予定日が知りたい時は、発送先に問い合わせるのが一番確実
先ほど、「Amazonのお届け予定日というのは、Amazonの倉庫から発送される商品に限り、適した期間になっている」とお伝えしました。
<Amazonが販売、発送する商品>の場合には、だいたいの期間として参考にしてください。
しかしながら、余裕のある日にちなので、数日早まると思ってください。
<出品者が販売、発送する商品>の場合には、商品詳細ページの「販売元」をクリックすると「出品者について」という出品者側のお買い物ガイドが見れます。
親切な出品者の場合は、そちらに配送についての詳細が書かれています。
たとえば、「配送予定日は休日後・祝日後を除いて原則2営業日以内発送を行っております。」と記載されているところもありました。
※残念ながら、配送について記載されていない出品者もあります。
ただ、Amazonサイトを見るだけでは、どちらもはっきりした明確なお届け日は確認ができません。
Amazonサイト内の「在庫状況情報の定義」を見たところ、Amazon発送では、「注文状況の確認をご希望の場合は、注文確定後に、カスタマーサービスまでお問い合わせください。」と書いてあるし、出品者発送には「出品者からの配送については、各出品者に直接お問い合わせください。」と書いてあります。
やっぱり、明確な日にちを知りたい場合には、少し手間ですが、直接発送先に問い合わせしましよう。
Amazonのお届け予定日はあくまで予定日
Amazonに限らず、オンラインショップ全般的に言えることですが、お届け予定日は「予定日」とあるようにあくまで「予定」です。
実際に届く日にちとは違うので、100%信頼はせずに、参考までにとどめておきましょう。
Amazonの「在庫状況情報の定義」にも下記、記載があります。
「掲載されている在庫状況情報とお届け予定日情報は見積もりであり、保証ではありません。注文を確定するときの最終画面に表示されるお届け予定日と実際のお届け日が一致するよう最善の努力をしておりますが、在庫状況の変動により、実際のお届けがお届け予定日よりも遅れる場合があります。」
たとえば、急ぎ、商品が必要になった時、お届け予定日が早まると見越して注文するのではなく、発送先に問い合わせをして、いつまでに届くかを確認してからにしましょう。
オンラインショップは、お客さま都合によるキャンセル・変更はできないところも多いので、注文後に利用日に間に合わないと分かっても、キャンセルできず余分な出費をすることになってしまいます。
逆に、Amazonのお届け予定日は実際のお届け日より余裕をもった日にちになっているので、しばらくは長期不在だけど、お届け予定日には帰っているので大丈夫と思っていた場合、お届け予定日が早まって、家に帰ったら不在届が入っていた。ということも考えられます。
Amazonのお届け予定日は、早まる可能性が十分にあるのであくまで予定日として考えましょう。
確実に受け取りたい日がある場合には、発送先に実際のお届け日を問い合わせたり、配送希望日を指定することも検討しましょう。
まとめ
amazonのお届け予定日が早まるのは、実際のお届け日より余裕をもった日にちをAmazonが自動で計算した日にちであるからとお伝えしてきました。
お届け予定日が表示されていても、あくまで予定として参考までにとどめておきましょう。
いつ届くのか心配な場合には、配送指定日時を指定した方が安心です。
ただし、交通状況や天気によっては遅れる場合もありますので、その辺りは理解しておいて下さい。
また、Amazonでは、Amazonプライムという有料サービスがあります。
Amazonが発送する対象商品に限りますが、注文確定の最短翌日に商品が届きます。
実は私もプライム会員なのですが、今までは早く届いてほしいとは思ってなかったのですが、実際、早く届くととても便利です。
注文商品を早く受け取りたい人には、大変おすすめのサービスです。
最後に、Amazonに出店していた出品者のカスタマーセンターに勤めていた私から、注文商品の配送に関するトラブルを避けるため、以下、アドバイスです。
・実際のお届け日を知りたい場合には、注文前には発送先に直接問い合わせる。
・注文後は、発送完了のお知らせメールの確認と配送業者のお問い合わせ番号(荷物番号)を確認。必要に応じて、配送業者のHPなどで配送状況を確認する。
以上です。
せっかく、楽しみに買った商品なので、気持ちよく商品が手元に届くよう、すべてを出品者のせいにせずに、注文者側も配慮しましょうね。
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といった形でお願いいたします。
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