ゴーヤを冷凍するとまずい?賢く保存しておいしく食べる方法

食べ物・飲み物

夏野菜の代表格のゴーヤ。
シャキシャキとした食感と苦味が特徴的なゴーヤですが、冷凍するとまずいとよく見かけます。

それでも、余ったりすると、冷凍することをまず思いつきますよね。
ではなぜ冷凍するとまずいのでしょうか?
おいしく食べる方法はあるの?ここではゴーヤをおいしく冷凍する手順をご紹介します。

ゴーヤを冷凍するとまずくなる原因は?

切ったゴーヤ

まずゴーヤを冷凍するとどのようになってしまうのか。
そしてまずいのかですが、

これは

■苦味成分やえぐみが強くなる
■シャキシャキとした食感が失われてしまう

というところが多いと思います。

ゴーヤを冷凍すると、苦味成分やえぐみが強く出てしまいます。
冷蔵保存したゴーヤよりもかなり苦くなってしまうようです。

また、解凍した時にシャキシャキとした食感が失われて、べちょっとしてしまうことで、まずいと感じるようです。

ゴーヤの良さを言えば程よい苦みと食感ですが、それが冷凍することで失われる可能性があるということです。

ですが、それをなるべく防ぐ方法もあるので紹介していきたいと思います。

ゴーヤがまずくなるのを防ぐ冷凍方法

まずくなる原因の苦みと、べちょっとした食感を防ぐために、ちょっとした工夫をすると、冷凍することができます。
ゴーヤの苦味やえぐみを抑えて、食感も劣化せずに冷凍保存できれば、料理の際においしく食べられそうですね。

まずゴーヤを冷凍する際には、丸ごとではなく、ワタやタネを除いて、スライスしてから冷凍します。

ゴーヤの苦味を抑える方法

・苦味を抑えるには、「塩もみ」もしくは「湯通し」をします。

塩もみのやり方

①ゴーヤを食べやすい大きさにカットする。
②ボウルに①に塩を入れ、全体を混ぜたら5〜10分程置きます。
③ゴーヤから出てきた水分を捨てます。

ゴーヤ1本に対して小さじ1を入れます。
「塩もみ」をすることで、苦味やえぐみを抑えることができます。

さらに、苦味を抑えたい場合は、塩もみの後、湯通しをします。

湯通しのやり方

①たっぷりのお湯でゴーヤをさっと茹でる。
②ゴーヤをザルにあげ、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ります。

ゴーヤをさっと湯通しすることで、苦味成分がお湯に溶け出すので、食べやすくなるということです。ただ、加熱しすぎると、柔らかくなりすぎるので要注意です。

※ちなみに筆者の子供たちはゴーヤチップスが好きでよく作るのですが、下準備の際、苦味を落ち着かせるために「塩もみ」の時に、砂糖を一緒に加えています。
夏になると、ゴーヤを分けてくださる近所さんに教えていただきましたが、苦味がかなり抑えられて、子供には食べやすいようです。
ゴーヤの苦味が苦手なお子様にお試しあれ。

食感の劣化を防ぐ方法

べちょっとした食感を防ぐには、水分を残さないことです。
ゴーヤを冷凍する前に、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取って下さい。
水分が残っていると、解凍した時にべちょとした食感になってしまいます。

最後は、空気に触れないように保存袋に密閉してから冷凍します。
平に広げて、なるべく重ならないようにすると早く冷凍・解凍できて、ゴーヤの劣化を防ぐことができます。調理の際にも、簡単に取り出せるので便利ですね。

ゴーヤに限ったことではないですが、冷凍中に空気に触れると、冷凍焼けしてしまい、風味や食感を悪くしてしまうので、空気はしっかり抜くようにしましょう。

ゴーヤがまずくなるのを防ぐ解凍・調理法

ゴーヤを解凍するときは、できるだけ短時間で解凍します。凍ったまま調理できる炒め物がオススメです。
フライパンに冷凍したゴーヤを入れて加熱し、一気に水分を飛ばして調味料を加えます。水分を一気に飛ばすことで、ゴーヤの食感が残りやすくなります。

ゴーヤの天ぷらやチップにするときは、冷凍したゴーヤを1〜2分、水にさらし、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ってから、調理して下さい。

和物にしたいときは、1〜2分保存袋のまま、流水にさらします。

まとめ

ゴーヤを普通に冷凍するとまずくなってしまう可能性があるので、

ゴーヤを冷凍する際には、

・冷凍するゴーヤは「塩もみ」と「湯通し」をして苦味を抑える。
・キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取って、密閉してから冷凍庫へ入れる。
・解凍するときは、短時間で解凍する。

といったところに気を付けると美味しくいただける可能性がります。

ゴーヤを冷凍するとまずいから…と諦めていた方もぜひ、上記を参考に冷凍してみて下さい。
工夫して無駄なく、おいしくいただいちゃいましょう!

 

 

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