納豆卵かけご飯は美味しいうえ、誰でも簡単に作れるので人気がある料理のひとつです。
しかし、「納豆卵かけご飯は危険」という噂を耳にすることがあります。
納豆卵かけご飯が危険と言われるのはどうしてなのでしょうか?
今回は、納豆卵かけご飯が危険と言われる理由などを紹介していきたいと思います!
納豆卵かけご飯が危険と言われるのはどうして?デメリットを紹介
結論、納豆卵かけご飯は危険ではありません!
では、どうして「危険」という噂があるのでしょうか?
その背景には、納豆卵かけご飯のデメリットがいくつかあるようです。
ここでは、そのデメリットについて詳しく説明していきます!
卵と納豆の相性が悪いと言われているから
卵と納豆の味の相性は抜群ですが、栄養素の観点での相性はあまり良くないようです。
というのも、納豆には「ビオチン」というビタミンが含まれているのですが、これは卵白に含まれている「アビジン」という成分との相性が悪いと言われているからです。
納豆と卵白を一緒に食べると、ビオチンの吸収率が下がってしまうのです。
ちなみに、ビオチンには以下のような働きがあります。
- アレルギー症状を緩和する働き
- 皮膚の機能を維持する働き
美肌やアンチエイジングの効果が期待できるビオチンを効率よく摂取したいのであれば、卵黄だけにするといいでしょう。
また、卵白は加熱するとアビジンの働きが弱まると言われているため、気になる場合は卵白だけ加熱したものをのせるといいかもしれませんね。
いずれにせよ、卵と納豆は一緒に食べると体に悪い!という訳ではないので、あまり気にしすぎる必要はないようです。
食べ過ぎると太るから
納豆卵かけご飯のカロリーは、お茶碗1杯で約450キロカロリーと言われています。
なので、これ自体を食べたからと言って太るわけではありません。
しかし、食べ過ぎには注意が必要です。
食べ過ぎるとカロリーオーバーになり、太る原因になってしまいます。
カロリーが気になる人は、ご飯の量を減らしたり、玄米などにしてみるといいでしょう。
もし卵が腐っていたら食中毒を起こす可能性があるから
納豆卵かけご飯には、生卵を使用します。
この時もし卵が腐っていたら、食中毒を起こす可能性があります。
食中毒になると、下痢や嘔吐などの症状が早ければ数日以内に現れ、その症状が3~4日程度持続するとも言われています。
そのため、納豆卵かけご飯に使用する生卵は、くれぐれも賞味期限を守るようにしましょう。
ちなみに、生卵が腐っているかどうかを見極めるには、以下のポイントをチェックしてみてください。
新鮮で安全な卵を使って納豆卵かけご飯を作ってくださいね!
納豆卵かけご飯のメリット
納豆卵かけご飯は「栄養が豊富」・「さまざまなアレンジが可能」という点がメリットです!
ひとつずつ、詳しくご紹介します!
栄養が豊富
納豆卵かけご飯に使う「納豆」と「卵」は特に栄養が豊富な食材です。
それぞれの食材に含まれる栄養素やその効果は次の通りです。
・納豆
<栄養素>
ビタミンKなどのビタミン類、ミネラル、イソフラボン、食物繊維など
<効果>
免疫力を高める、腸内環境をととのえる、血糖値の上昇を抑えるなど
・卵
<栄養素>
タンパク質、ビタミンB群などのビタミン類、ミネラルなど
<効果>
疲労回復、美肌効果、アンチエイジング効果など
栄養満点の食材を組み合わせている納豆卵かけご飯は、健康にメリットがあると言えるでしょう。
ただし、納豆卵かけご飯に含まれていない栄養素もあるため、いろんな食材をバランスよく摂取るのが重要だと思います。
納豆卵かけご飯を食べる時のポイント
納豆卵かけご飯を食べる時のポイントは次の通りです。
・1日1食が目安
・卵は新鮮なものを使う
・納豆はできれば国産のものがおすすめ
カロリーオーバーになることや栄養の偏りを防ぐため、納豆卵かけご飯は1日1食を目安に食べるといいでしょう。
また、卵は新鮮なもの、納豆はできれば国産のものを選ぶようにすると安心です。
シンプルな料理だからこそ、ぜひ食材にはこだわってみてくださいね。
もし卵白のアビジンが気になる場合は、卵黄だけの卵かけご飯にしたり、加熱した卵白を使用するようにしてみてください。
さらに、カロリーが気になる場合は、白米ではなく玄米やオートミールなどを使ってみてもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、納豆卵かけご飯のデメリットやメリット、食べ方のポイントについて紹介しました!
内容をまとめると次の通りです。
納豆卵かけご飯は、食べ過ぎなどに注意すれば栄養が豊富な料理だと言えます。
手軽に作れますし、ぜひいろんなアレンジに挑戦して食べてみてください!
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