色鮮やかで使い勝手の良いピーマンは冷凍保存が可能です。
ピーマンを安い時期に大量購入して、冷凍保存しておきたいと考える人も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが、ピーマンを冷凍した時の味。
「冷凍したピーマンはまずいのでは?」と疑問を浮かべる人もいるでしょう。
今回は、ピーマンを冷凍するとまずいのかどうかについて、また、ピーマンを美味しく食べるための冷凍・解凍する時のポイントについてご紹介します!
ぜひ参考にしてみてください!
ピーマンを冷凍するとまずいって本当?
ピーマンを冷凍するとまずくなるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実際そんなことはありません。
むしろ、ピーマンを冷凍することでピーマン特有の苦みが和らぎ、食べやすくなります。
ピーマンの苦みが苦手で食べられないという人は、冷凍した方が食べられるかもしれませんね。
さらに、ピーマンを冷凍しても、含まれる栄養素のうちビタミンEや食物繊維など大切な栄養素は残ると言われているため、栄養の面でもピーマンを冷凍することは問題なさそうです。
一方で、ピーマンを冷凍すると「シャキシャキ」とした食感が失われやすいです。
代わりに「ふにゃふにゃ」した食感になってしまうため、中にはこの食感が「美味しくない」と感じてしまう人がいるようです。
ピーマンのシャキシャキした食感が好きな人には、ピーマンを冷凍保存することはあまりおススメしません。
ピーマンを冷凍する時のポイント
ピーマンは冷凍保存することで、約1ヶ月~1か月半の保存が可能になります。
また、ピーマンは生でも調理済みのものでも冷凍することができます。
ピーマンを冷凍する時のポイントを押さえて、美味しく使いやすく冷凍保存してくださいね!
ピーマンの下処理が大切
ピーマンは丸ごと冷凍することが可能です。
しかし、品質を落とさないためにはしっかり下処理をしてから冷凍することをおススメします。
ピーマンのヘタと種をしっかり取り除いて、水分はキッチンペーパーなどでしっかりふき取っておきます。
こうすることで、出来るだけ味や鮮度を保った状態で冷凍することが可能です。
また、下処理をしたピーマンは鮮度を落とさないためにも素早く冷凍することが大切です。
ピーマンを用途別にカットしておく
ピーマンは冷凍保存すると日持ちするため、安い時にまとめ買いして一気に冷凍することをおススメします!
この時、細切りや輪切り、みじん切りなど用途別にあらかじめカットしておいて、小分けで冷凍しておくと便利です。
筆者のおススメは、ピーマンを輪切りにして冷凍しておくことです。
食パンにピザソースをさっと塗って、その上に冷凍しておいたピーマンとチーズをのせて焼くだけで、忙しい朝でも簡単にピザトーストが作れますよ!
冷凍ピーマンを使ったレシピは他にもあるので、ぜひこちらのサイトも参考にしてみてください!
ピーマンを調理してから冷凍する
ピーマンは調理してから冷凍するのもおススメです!
先ほど、ピーマンは冷凍すると「ふにゃふにゃ」した食感になりやすいとお伝えしました。
そのため、ピーマンのシャキシャキとした食感を活かしたチンジャオロースなどの料理は、冷凍保存に適していません。
代わりに、煮込み料理やピーマンの肉詰めなど、ピーマンに味をしっかりしみ込ませる料理は冷凍保存に最適と言えます。
ひき肉は冷凍焼けを起こしやすいため、ピーマンの肉詰めは焼いてから冷凍保存するのをおススメします。
時間がある時に調理しておけば、すぐにおかずの1品として使えますし、お弁当にも入れられるので便利ですよ!
ちなみに、チンジャオロースやピーマンのきんぴらなどをどうしても冷凍保存したい場合は、少し固めに炒めておけば、解凍後もシャキシャキとした食感を残すことができます。
ピーマンを解凍する時のポイント
冷凍したピーマンを使う時は、凍ったまま調理することがポイントです!
凍ったままだと固すぎてカットできないという場合には、半解凍になるように少しだけ常温に戻しておきましょう。
自然解凍や熱を加えて解凍してしまうと、より「ふにゃふにゃ」した食感になりやすく、ピーマンから水分も出てしまいます。
そのため、冷凍したピーマンは溶けきらないうちに強火でさっと炒めるか軽く煮て調理するのが美味しく食べるコツです!
ここで火を通し過ぎてしまうと、ピーマンの食感や風味が悪くなってしまいやすいです。
まとめ
今回は、冷凍したピーマンの味や、ピーマンを冷凍・解凍する時のポイントについてご紹介しました!
今回の内容をまとめると次の通りです。
ピーマンを冷凍すると、
・苦みが和らぎ食べやすくなる
・生の時と栄養はあまり変わらない
・シャキシャキした食感が失われやすい
ピーマンを冷凍する時は、
・ヘタや種を取り除き、水分をしっかりふき取る
・用途別にカットしたものや調理済みのものを冷凍するのもおススメ
ピーマンを解凍する時は、
・凍ったまま調理するのがポイント
・凍っている状態で強火でさっと炒めるor軽く煮るのが美味しく食べるコツ
ピーマンを冷凍すると食感は少し変わってしまうものの、苦みが和らいで食べやすくなるので、ピーマンが苦手という人も一度ピーマンの冷凍にチャレンジしてみてください!
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