合皮剥がれにはマニキュアが使える?!合皮製品のリペア方法を紹介!

生活

私たちの生活でも身近な合皮製品。

合皮を使ったバッグやベルトなど、誰でも1つくらいは持っていると思います。

今では、本物の革を使った製品と遜色ないほど精巧に作られている合皮製品も見かけます。

そんな合皮製品ですが、長く使っていると表面がボロボロと剥がれ落ちてきてしまった!なんて経験をしたことはありませんか?

合皮剥がれには、実はマニキュアが使えるという噂があります!

今回は、マニキュアを使った合皮剥がれの補修方法や、他にも合皮剥がれの補修に使える便利グッズなどについて紹介していきます!

合皮剥がれにはマニキュアが使える!方法を紹介!

ボロボロになった定期入れ

マニキュアはバッグの持ち手など、部分的な合皮剥がれの補修に使えます!

具体的な方法は以下の通りです。

①補修したい部分の合皮と同じような色のマニキュアを用意する

②ボロボロになっている合皮を取り除く

③合皮を取り除いた生地のところにマニキュアを塗り、乾燥させる

こんな簡単な方法で合皮剥がれの補修ができてしまうんです!

とても便利な方法なのですが、注意すべきポイントが2つあります。

・塗るときと乾いた後では色味が少し変化してしまう

・広範囲の補修には向いていない

マニキュアの色は乾いたら少し変化してしまうので、補修に入る前にあまり目立たない部分で試し塗りしておくのがおススメです。

また、広範囲の補修には向いていないため、もし広い範囲で合皮が剝がれている場合はその製品自体を買い替える必要があるでしょう。

合皮剥がれの補修に使える便利グッズは?

黒い合皮の劣化

合皮剥がれの補修に使えるのは、マニキュアだけではありません。

実は、以下のようなものも合皮剝がれの補修に使えます!

・アクリル絵の具

・補修用合皮シール

・合皮シート

中でもアクリル絵の具は身近なものなので、ご家庭ですぐに準備できる人もいるかもしれません。

アクリル絵の具を使った補修の方法はマニキュアでの補修方法と大きく変わりません。

ボロボロになった合皮を取り除き、その部分にアクリル絵の具を塗り、乾かします。

アクリル絵の具はマニキュアと違い、乾いた後に色が濃く・暗めになるので注意が必要です。

また、色移りを防ぐために、しっかり乾くまでは他の服などにつけないようにしましょう。

「補修用合皮シール」「合皮シート」は、100均でも手軽に購入が可能な商品です。

色のバリエーションも豊富なため、さまざまな合皮製品の補修に活用できます。

シールタイプのものであればそのまま貼り付けるだけですし、シート状のものであればボンドなどを使って貼り付けるだけなので、使い方も簡単です!

補修も難しいほど合皮が剥がれてしまっている時は?

白い合皮のひび割れ

マニキュアや他の道具を使っても補修が難しいほど合皮がボロボロになっている場合には、

  • 思い切って捨ててしまう
  • リメイクする

という2つの方法があります。

合皮にはどうしても寿命があるため、補修も難しいほど合皮が剥がれてしまっているものは思い切って捨ててしまうのがいいでしょう。

しかし、中にはどうしても捨てられない!といったものもあると思います。

そういったものは、リメイクして再利用することが可能です。

リメイクの具体的な方法には、以下のような方法があります。

・本革を使ってリメイクする

・合皮ではない裏地部分を使ってリメイクする

・刺しゅうなどで剥がれている部分を隠す

まだ綺麗な部分の合皮だけを使ってリメイクするのもありですが、その部分もいずれ寿命が来てしまいます。

なので、本革を使ったり合皮ではない裏地部分を使ったリメイク方法がおススメです!

本革を使った具体的なリメイク方法については、Youtubeに以下のような動画があがっているので、ぜひ参考にしてみてください!

合皮剥がれはなぜ起きるの?

合皮が剥がれているヘッドホン

合皮には、大きく2種類のタイプがあります。

  • PVCレザー
  • PUレザー

どちらも年数が経つにつれて徐々に劣化していき、PVCレザーは「ひび割れ・細かい剥がれ」、PUレザーは「べたつき」といった状態に変化すると言われています。

そして、合皮が剥がれるのは「加水分解」という化学変化が原因のようです。

加水分解とは、製造直後から起きるもので、空気中の水分が合皮の原料である化学繊維や合成樹脂と反応し分解されることを指します。

どれだけ丁寧に作られているものでも、それが合皮である以上、劣化するのは避けられないと言えるでしょう。

合皮の寿命は?長持ちさせるためには?

ひび割れている黒い合皮

合皮の寿命は、通常製造から3年程度と言われています。

「購入から」ではなく「製造から」という点に注意してください。

もし購入時点で製造からある程度年数が経過しているものであれば、購入後すぐに劣化してしまう可能性も考えられます。

合皮製品を購入する際には、ぜひ製造年月日に注目してみてください。

そんな合皮製品ですが、保管方法や使い方で劣化のペースを遅らせることができます。

保管方法や使い方のポイントは次の通りです。

・気温が低い場所、通気性の良い場所で保管する

・直射日光を避けて保管する

・汚れや水がついたらすぐにふき取る

・合皮用の防止スプレーやコーティング剤を使用する

どれも手軽にできることなので、ぜひ試してみてください!

まとめ

今回は、マニキュアを使った合皮剥がれの補修方法や、他にも合皮剥がれの補修に使える便利グッズなどについて紹介しました!

内容をまとめると次の通りです。

マニキュアを使った合皮剥がれの補修方法

①補修したい部分の合皮と同じような色のマニキュアを用意する

②ボロボロになっている合皮を取り除く

③合皮を取り除いた生地のところにマニキュアを塗り、乾燥させる

<注意点>

・塗るときと乾いた後では色味が少し変化してしまう

・広範囲の補修には向いていない

合皮剥がれの補修に使える便利グッズ

・アクリル絵の具

・補修用合皮シール

・合皮シート

合皮剥がれがひどい時

・思い切って捨ててしまう

・本革を使ってリメイクする

・合皮ではない裏地部分を使ってリメイクする

・刺しゅうなどで剥がれている部分を隠す

合皮製品の上手な使い方・保管方法

・気温が低い場所、通気性の良い場所で保管する

・直射日光を避けて保管する

・汚れや水がついたらすぐにふき取る

・合皮用の防止スプレーやコーティング剤を使用する

合皮剥がれは、意外と身近なもので補修が可能なので、一度トライしてみてください!

もし補修が難しい場合でも、リメイクする方法もあるのでぜひ挑戦してみてくださいね。

寿命のある合皮製品ですが、使い方や保管方法に気をつけて、できるだけ劣化を遅らせるように工夫してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました